佛教大学や華頂短期大学などを運営する学校法人佛教教育学園(浄土宗教育資団から09年4月に名称変更)は19日、理事会を開き、水谷幸正前理事長の辞任で空席となっていた理事長に理事の一人で佛大歴史学部教授の中井真孝氏(68)を全会一致で選任した。中井氏は同日就任。任期は前任者の残任期間で今年10月31日まで。
中井氏は1943年(昭和18)5月生まれ。京都府立大学卒、大阪大学大学院博士課程満期退学。佛大専任講師、助教授を経て85年教授に就任。専門は古代仏教史・日本史。99年から05年まで同学長、05年から09年まで華頂女子中学高等学校長を務めた。浄土宗長香寺(京都市下京区)住職。伊藤唯眞浄土門主・知恩院門跡は実兄。
法人理事長については理事の一人だった浄土宗の里見法雄前宗務総長が教育資団時代の慣例から宗務総長の就任を求めていたが、昨年11月、里見前総長に代わって豊岡鐐尓総長が就任。理事会は今回も総長を選ぶことなく全会一致で中井理事長を選んだ。昨年10月31日の水谷前理事長辞任後は中野正明副理事長(京都華頂大学長)が代行を務めていた。